1%の理論と99%の練習
「言葉を喋れるようになりたかったら、毎日2~3時間学校行かなきゃ!」
そんなことを言われた。
最低限の文法や表現方法など、知識をつけることは必要だと思うし、
学校ではたぶん会話形式の練習もしたりするのだろう。
やっぱりもっとクラスを受けた方が良いのかな~
なんて、一瞬心が揺らいだのだけど。
その後、バガヴァットギータ(インドの教えを伝える物語)クラスで丁度こんな話が出た。
「悟りを得た者には、知識は不要となる」
「悟りを得るのに必要なことは、知識ではなく実践である」
"1%の理論(知識)と99%の練習(実践)"
というヨガの有名な言葉がある。
学校でやる練習は、どちらかというと1%の方に含まれるのではないかと思う。
実際に言葉を使うのは、学校での練習じゃない。日常の生活だ。
文法がめちゃくちゃだったとしても、発音が適当だったとしても、
伝えたいことが伝わって、相手の言いたいことが理解出来て、
生活出来れば良いんじゃないの?
ってこれ書いてる瞬間にも、
家のチャイムが鳴って出てみると、インターネットの勧誘だった。
普通にポル語で話されて?だったけど、
「インターネットがどうのこうの…」
「インターネットある!」
「Vodafoneか?」
「知らない」
「興味があったら、ここに連絡して(パンフレット渡される)」
ってだけ会話できた。これ、充分じゃない?笑
だとしたら、知識をつける時間は最低限で良い。
それよりも、臆することなく人と話すこと、
赤ちゃん並みにしか話せなくても、とにかく話すこと。
その方が大切なんじゃないか?
実際、これまでの自分の経験を考えてみても、
学校でやったことより、実際に使う中で覚えたことの方が役に立ってるし。
"臆することなく" ってところがなかなかハードル高いけど、
実践あるのみ!
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